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　ヤマカツエース 近走は勝ち星こそないが、障害はひと腰でまとめている。ただ、息を入れて追走したもの。昨年度ポプラ賞以来の７９０キロと一気に増量されるだけに、無理せずここも後方からの競馬。道中でためが利けば、終いは脚を使えるとはいえ、このメンバー相手に直線だけでの形勢逆転は難しい。うまく流れが向いたとしても入着が一杯。

　コマサンエース 前走は粘るツガルノヒロイモノを捉えて今季２勝目。下のクラスとの混合戦で条件に恵まれたこともあるが、きっちりと勝ち切ったことは評価できる。登坂力と持久力で勝負したいだけに、重賞で斤量が増加されるのはプラスに働く。雨予報が出ているとはいえ、金曜日に行われたロータリーハロー掛けの効果で極端に馬場の脚抜きが良くなることはないはず。勢いに乗っており、引き続き上位争いが可能。

　インビクタ 前走はひと腰目で膝折り、その後は腰を入れる度に膝を折ってしまい、スムーズな走りができなかった。それでも降りてからはいい脚を使って追い上げ、４着と崩れなかったのは地力の高さを証明するもの。ひと開催間隔は開いたが、ここに向けて調整されており、仕上がり良好。前走同様７９０キロで、斤量２度目の今回は修正可能。雨予報は歓迎材料。巻き返し期待。