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日本勢は2、3着に健闘――香港カップ

2024年12月08日 23時08分

12月8日に香港のシャティン競馬場で行われた香港カップ(G1、芝2000m、11頭立て)に日本調教馬2頭が出走、リバティアイランド(牝4歳、栗東・中内田厩舎、川田将騎手)が2着、タスティエーラ(牡4歳、美浦・堀厩舎、D.レーン騎手)が3着となった。勝ったのはロマンチックウォリアー(せん6歳、香港、C.シャム厩舎、J.マクドナルド騎手)でこのレース3連覇を達成。勝ち時計は2分00秒51(良)。


2着リバティアイランド
中内田師:ロマンチックウォリアーという強敵には完敗だったのですが、リバティアイランド自身は自分の競馬はしてくれたかなと思います。事前に川田騎手と、今日は馬のリズム重視で行ってリバティアイランドの走り、リバティアイランドの競馬をしよう、という話をしていました。川田騎手もその通りに騎乗をしてくれましたし、最後もリバティアイランドらしい末脚を見せてくれたかなと思います。前走の内容を考えると、今回はちゃんと走ってくれていましたし、道中のリズムや終いの脚も最後までしっかり使って走ってくれたと思います。本当にチームスタッフがよく頑張ってくれましたし、またそれをサポートしてくれる方もたくさんいらっしゃったので、その方たちにまずは感謝の気持ちを伝えたいのと、それに対して馬もしっかり応えて頑張ってくれたかな、というところです。本当にこの経験がまた先に生きてくるんじゃないかと思っています。

川田将騎手:リバティアイランドもとても具合良く、いい状態で競馬を迎えてくれましたし、彼女が気持ち良く走れるようにというのをメインに、この競馬を組み立てて、強い勝ち馬を意識して、馬体を併せないように少し離れたところから掴まえにいくというプランでした。ただ、並ぶところまで持っていけなかったのは、やはりこの香港の偉大なチャンピオンの1頭ですから、全力で挑めたことをありがたく思います。

3着タスティエーラ
D.レーン騎手:今日はロマンチックウォリアーに対してよく頑張ってくれました。いいポジションを取れました。ポジションを取るために脚を使うシーンがありましたが、リズム良く、リラックスして運べていました。日本ダービーの時から精神面と力の面で成長を感じました。一生懸命頑張ってくれました。


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