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Sキングダム快勝、日本遠征/ゴムスプリント

現地時間5月1日、香港シャティン競馬場でLG2ゴムスプリント(3歳上、芝1200m、8頭)が行われ、圧倒的1番人気のセークリッドキングダム Sacred Kingdom(セン4、香港P.イウ厩舎、H.チェン騎手)が優勝した。勝ち時計は1分8秒5、馬場状態は Good(稍良)だった。
セークリッドキングダムは、前走LG1クイーンズシルヴァージュビリーカップでは直線でポケットに入ってしまい、先週のG1チャンピオンズマイルも制したグッドババUSAに敗れて2着という結果に終わった。
この不本意な内容を受け、陣営は騎手交代を決断。ジェラルド・モッセ騎手に変わり、今回から若手のハワード・チェン騎手(26歳、5/4現在リーディング5位、中国人ではトップ)が手綱を取っていた。
今回はキッチリ勝利を収めたセークリッドキングダムは、父エンコスタデラゴ Encosta De Lago、母コートルームスイーティー Courtroom Sweetie(母の父ゼディテイヴ Zeditave)という血統の豪州産馬。通算13戦10勝で、G1級レースではG1香港スプリント、LG1センテナリースプリントカップと2勝、他に香港重賞を3勝している。
陣営はこの1戦をもって今シーズンを終え(香港のシーズンは7月まで)、来シーズンの海外遠征に備える。その具体的な目標として、10/5のG1スプリンターズSを挙げている。さらに「本来なら地元で一叩きしたいが、適切なレースがない」と、9/14のG2セントウルSから日本でレースをする可能性もあるとしている。


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